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京都大学 大学院工学研究科 社会基盤工学専攻

地盤力学講座 地盤力学分野

研究設備RESEARCH EQUIPMENT

桂キャンパス

恒温・恒湿 実験室

三軸圧縮試験装置

三軸圧縮試験装置 □スペック
◆載荷能力  :0.98kN,4.9kN
◆載荷周波数 :0.001~10 Hz
◆耐圧能力  :(セル圧)490 Pa
          (背 圧)490 Pa
◆供試体寸法 :直径50 mm,高さ100 mm
◆体積計測方法:ビュレット(25 cm3)
◆変位計測方法:軸変位計(50 mm)
        ギャップセンサー(2 mm)
◆試験条件  :単調載荷,繰返し載荷
◆載荷方法  :(単調載荷)モーター
        (繰返し載荷)空圧サーボ

□研究内容
2種類の載荷方法を有する本試験機は, 単調載荷及び空圧サーボによる繰り返し載荷が可能である. 地盤材料の静的変形挙動, 動的変形特性, 液状化強度の把握などに用いられる.


不飽和三軸試験装置

不飽和三軸試験装置 □スペック
◆載荷能力  :(三軸)5kN
        (ねじり)5kN・cm
◆耐圧能力  :1 MPa
◆供試体寸法 :
(三軸) 直径50 mm,高さ100 mm
(ねじり)内径60 mm,外径100 mm, 高さ100 mm
◆体積計測方法:
  (飽和) ビュレット
  (不飽和)・鉛直変位…軸変位計,
      ・側方変位…ギャップセンサー
      ・写真撮影
◆載荷方法  :(ひずみ制御) ACサーボモーター
          (応力制御) ベロフラムシリンダー
◆非排気試験方法:空気作動式バルブ(セル室内)

□研究内容
飽和土の強度・変形特性の解明のために,飽和土との比較や,サクション依存性などに着目し三軸試験を実施している.


温度制御高圧三軸試験装置

温度制御高圧三軸試験装置 □スペック
◆載荷能力  :200 kN
◆耐圧能力  :(セル圧)20 MPa
          (背 圧)20 MPa
◆供試体寸法 :直径35 mm, 高さ70 mm
          直径50 mm, 高さ100 mm
◆体積計測方法:
  (飽和) ステッピングモーター制御ピストン
  (不飽和)二重セル
◆変位計測方法:軸変位計(25 mm)
◆載荷方法  :ステッピングモーター制御


□研究内容
低温高圧条件下においてCO2ハイドレート含有地盤模擬試料を作製し, 三軸圧縮特性及びガスハイドレート分解時の地盤の変形挙動の把握を行っている.


中空ねじり三軸試験装置

中空ねじり三軸試験装置 □スペック
◆載荷能力  :(三軸)3 kN
        (ねじり)30N・m
◆載荷周波数 :0.001~10 Hz
◆耐圧能力  :1 MPa
◆供試体寸法 :
  (三軸) 直径50 mm,高さ100 mm
  (ねじり)内径60 mm,外径100 mm,
         高さ100 mm
◆体積計測方法:ビュレット
◆変位計測方法:ビュレット
◆試験条件  :単調載荷,繰返し載荷
◆載荷方法  :空圧サーボ

□研究内容
液状化予測の精度向上.東北地方太平洋沖地震以降,液状化予測の精度向上が求められている.本研究では,三軸試験と中空ねじり試験の液状化強度の違いに 着目し,木津川で採取した堤防砂を用いて非排水条件下で両試験を 行っている.


X線CT室

μフォーカスX線CT装置

X線CT室 □スペック:μフォーカスX線装置
◆最大管電圧   :225 kV
◆最大管電流   :0.888 μA
◆最大消費電力  :200 W
◆焦点寸法    :4 μm

□スペック:Flat Panel Detector (FPD)
◆マトリクスサイズ:1024×1024,512×512,256×256
◆空間分解能   :5 μm
◆積分時間    :66 ms - 999 ms
◆ゲイン     :0.25 pF - 8.0 pF
◆画素サイズ   :200 μm
◆ビュー数    :600 - 4800
◆積算枚数    :10 - 50

□研究内容
マクロな力学モデルへの反映を目指し,ジオマテリアルの不均質性,せん断帯の発達などの微視構造の可視化を行っている.


宇治キャンパス

遠心載荷実験室

遠心力載荷装置(装置管理:防災研究所 井合研究室)

遠心載荷実験室 □スペック
◆アーム有効半径     :2.5 m
◆最大載荷容量      :24 G・ton
◆最大遠心加速度     :200 G
◆最大回転数       :260 rpm
◆50G載荷時の最大載荷荷重:(静的実験)245.0 kg
              (動的実験)142.5 kg

□研究内容
遠心模型実験では,実物との縮尺比が1/N倍の模型を重力加速度がN倍の遠心力場に設置することにより,模型内で実物と同様の自重応力状態を再現することが可能となる.したがって遠心力載荷装置を用いると,幾何学的相似則と力学的相似則を同時に満足することができ,縮尺模型に実物と同様の挙動を期待することが可能である. 本研究室では,遠心力載荷装置を用いて,杭基礎・カルバート・補強土などを対象に,静的および動的なさまざまな実験を実施し,その力学挙動の解明を目指している.



強震応答・耐震構造実験室

強震応答実験装置(装置管理:防災研究所 川瀬研究室)

強震応答・耐震構造実験室 □スペック
◆振動台寸法 :(X方向)5 m,(Y方向)3 m
◆加振方向  :水平2軸(X,Y),垂直(Z),回転(θx,θy,θz)
◆駆動方式  :電気・油圧サーボ方式
◆継手方式  :静圧軸受方式
◆最大搭載重量:定格15 tonf,最大30 tonf
◆最大変位  :水平(X) ±300 mm
        水平(Y) ±250 mm
        垂直(Z) ±200 mm
◆最大速度  :(X,Y,Z) ±150 cm/s
◆最大加速度 :(X,Y,Z) ±1 G
◆最大回転角度:X,Y,Z軸まわり( θx, θy, θz ) ±3 °
◆加振周波数 :DC ~ 50 Hz
◆加振入力波形:正弦波,不規則波,任意波形

□研究内容
振動台は,複雑な構造物系に強震動が作用したときの応答を精度よく再現する装置である.本研究室では,ヒンジ式のプレキャストアーチカルバートを対象に,施工過程における変形挙動と地震時の限界状態の明確化を目的に振動実験を実施している.

京都大学 肥後研

京都大学 大学院工学研究科
社会基盤工学専攻 地盤力学分野

〒615-8540
京都市西京区京都大学桂 Cクラスター1棟

 235号室(肥後教授室)
 581号室(橋本准教授室)
 587号室(学生部屋)